記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

もっとおもしろくても理科

もっとおもしろくても理科もっとおもしろくても理科
(1996/12)
清水 義範

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小説家、清水義範さんの理科エッセイ。サイバラさんの絵があるとついついおもしろそうで手にしてしまいます。 小説家なので書いてあることの信憑性は?ですが、軽く読めます。 おもしろかったのは”動物それとも植物”のところ。動物と植物の違いは何だ?動物は動く。でも植物でも動くものもある...植物とは葉緑体を持っていて光合成で自分でエネルギーを作り出せるものである。一方動物は自分でエネルギーを作り出せないから他からエネルギーを取り入れる必要があり動くという特性を持つようになる。じゃあ葉緑体を持たない菌類は植物じゃないの?...近年、菌類を第三の分類にしようという動きが有力になっているらしいです。