SEEING FEAR AS AN EXTRAORDINARY JEWEL(ENDING SORROW SERIES 2)

クリシュナムルティの SEEING FEAR AS AN EXTRAORDINARY JEWEL(ENDING SORROW SERIES 2) を通勤時間に良く聞いています。1984年8月、英国 Borckwood Parkでの講話です。 クリシュナムルティの講話を良く聞いていますが、この会の講話は秀逸です。 "When you watch pain carefully, not trting to rush to the dentist immediately. when you watch it,stay with it. not morbidly, but see the all that is happening. How you react to it and so on, so on. If you do that the pain lessens, naturally. In the same way if you hold this jewel,fear is an extraordinary jewel, extraordinary something which has dominated human beings for 40,000 years and more. And if you can hold it and look at it,then one begins to see the ending of it. Not the gradually, the ending of it completely." Fear is an extraordinary jewel, extraordinary something which has dominated human beings for 40,000 years and more. のところで、クリシュナムルティの声も強みを増します。 クリシュナムルティの講演は、ほんとうに重要なことを見出した人が、 この発見を人に伝えたくて仕方ないんだ、という熱意が伝わってきます。これは本では伝わらない部分ですね。 ちょっと声が甲高いという声もありますが。典型的なインド人の声だと思います。 クリシュナムルティは良く、恐怖にかんして、"Stay with it"、といいます。 最初に聞いたときから非常に心に残っているフレーズです。私にとっては正に、"Words of wisdom"です。 "Words of wisdom"はビートルズのLet it beのフレーズですが、そういえば"Let it be"も 意味するところは似てますね。 クリシュナムルティはここで恐怖を、人類を4万年も支配してきたとてつもないもの、とてつもない宝石だ、と語ります。恐怖から逃げ出さないで見つめることができれば、その深みが見えてくるのでしょう。 人生にはまだ私の知らない深遠がたくさんあるのでしょう。