記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

羽生善治の将棋の教科書

 

 

 

購入したときはあまり読んでいなかったが、改めて読んで基本的な戦法などわかりやすく書かれており、良い本だと思います。実際に並べながら読んでます。

 

上の息子が将棋部に入り、日々将棋を指し、戦法も覚えどんどん強くなっています。戦法の話を教えてくれます。将棋の話を息子とするのは楽しいです。実際にやるだけでなく、こうして会話したり議論することも上達に役立つと思います。また藤井君ブームもあり、最近NHKの将棋トーナメントを見るようになりましたが、これがまた楽しい。藤井君の終盤の詰めの鮮やかさにはほれぼれします。将棋や囲碁は打つだけでなく見る、話す等いろいろな楽しみがあり、長く楽しめるものでまた奥が深く、本当に良いものだとつくづく思います。

 

低学年の下の息子は囲碁教室で囲碁を習ってます。囲碁が少しづつ強くなっているのは当然ですが、おもしろいことに将棋やチェス、オセロをやっても以前とは比べ物にならないくらい強くなっています。囲碁で先を読む力や論理的に考える力が身についてきているのではないかと思います。だいたい子供は深く考えるのが苦手で、将棋を指してもあまり考えずに目先の考えだけで駒を動かすようなことがよくありますが、ちゃんと練習することで先を読んで考える力が身についてくるのでしょう。これは大人のビジネスマンでも戦略を立てたり議論をする際に必要な基本的な能力で、子供に囲碁や将棋をやらせることは非常に有益だとつくづく思います。